インプラント治療は、歯を失ったところを回復する治療
方法です。歯を失ったところに人工のネジを埋め込み、
その上にかぶせものを装着することで、本来の機能近く
まで噛む力を回復することが可能です。
ブリッジや入れ歯と異なり周囲の歯に負担をかけることも
なく、見た目にもほとんど自分の歯と区別がつきません。
また、しっかりメンテナンスを継続することで10年経過後
のインプラントの残存率は95%以上と、他の治療方法と比較
しても圧倒的に成功率の高い治療法であり、インプラント治療
が現在の歯科医療を大きく変えたといわれているほど画期的な
治療方法であるといえます。ただし、最先端の治療方法である
ため、保険の適用範囲外の治療となります。
入れ歯による治療は古くから行われている方法です。
失った歯の本数に応じて、様々な形態の入れ歯が存在します。
入れ歯のかむ力は、30%程度と言われています。
3つの治療方法の中は、最も安定感がありません。また、
「歯を壊す装置」と言われるほど、入れ歯をひっかけている
歯がその負担に耐えられずに抜歯しなくてはいけないケースが
多いといえます。そのため、入れ歯は4年程度で50%以上
の方が作り直している治療方法です。
「家族と一緒に食事に行っても自分だけメニューを変えなくてはいけない」
「旅行にいったときなどは、隅の方で隠れながら入れ歯を外している」など
生活の質を落としてしまうのも入れ歯の欠点であるといえます。
しかし、保険外の入れ歯を選択して頂くことで、ピッタリと合った
入れ歯を作成することが可能となり、「痛い、噛めない、はずれる」
といった入れ歯の悩みを解消することが出来ますので、一概に入れ歯は
良くないとも言い切れません。